人、まち、自然。ふるさと日本、ありがとう。 民主党参議院比例区第68総支部長竹内栄一
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民主党参議院比例区第68総支部長竹内栄一
前神奈川県議会議員
竹内栄一
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 日本の歴史教育を復活させた男


『セキュリティ研究 2010年3月号』スペシャルインタビュー記事
日本には「国」というものが欠如している!

前神奈川県議会議員
竹内栄一さん
■http://www.takeuchieiichi.jp

PROFILE: たけうち・えいいち
1953年 北海道留萌市生まれ。早稲田大学卒。1980年自由民主党横浜市支部連合会事務局勤務、1990年元衆議院議員加藤尚彦秘書、2003年神奈川県議会議員に初当選以来、2期目をつとめる。


激動の昭和に学び、激動の平成に立つ

──まずは、政治家を志されたきっかけから伺います。
竹内 私は北海道留萌市で小学校2年まで過ごした後、横浜に来まして、高校に進学。その頃に70年安保、三島由起夫さんの割腹があって、まさに激動の時代でした。私にとって、もう一つ大きかったのは、元全共闘の闘士だった担任の先生や中学時代の恩師の影響でいろいろな本に出会い、むさぼるように読みました。
 昭和48年に早稲田大学に入学。教育学部の自治会に関わりまして、体を張って革マル派の集会妨害を阻止したこともありました。しばらくして早稲田大学横浜会というサークルに参加しまして、そのときに経済人や政治家などいろいろな先輩方とご縁をいただき、政治の世界に入るきっかけを戴きました。
 
──卒業してすぐに政治家の道へ進まれたのですか。
竹内 じつは、最初は新聞記者になって、その後、政治家になろうと思っていたのですが、うまくいきませんでした。
 それで直接、政治の世界に飛び込もうということで、私が留萌市出身であることから北海道の中川一郎先生につきたいと思いました。中川先生にお願いしたら、もう3人雇ったからしばらく待てというお返事でしたので、横浜の自民党の事務所に勤めました。
 その後、自民党で横浜市会議員を5期務めていた加藤尚彦先生の秘書になりました。加藤先生は平成5年、衆議院の最後の中選挙区制選挙で国政に出ることを決意をし、新党さきがけから出馬しました。

──新党さきがけから出馬したのはなぜですか。

竹内 加藤先生は福田派・安倍派の先生方とのご縁が深く、後ろ盾は当時の厚生大臣であった小泉純一郎先生、亀井静香先生でしたが、自民党現職国会議員の方と他の新人候補を公認することになり、旧神奈川1区は4人区ということで結局、新党さきがけから立つことになりました。旧神奈川1区は中田宏さんがトップ、加藤先生はかなり票をいただきましたが、残念ながら落選しました。

──そのとき に加藤先生は市議を辞職していますね。竹内先生はどうされたのですか。
竹内 私は政治家を志していましたので、後継者に指名されませんでしたが、加藤後援会の一部の応援を得て、平成6年の横浜市会議員補欠選挙に無所属で出馬しました。しかし落選。平成7年の統一地方選挙の市議選でも無所属で立って敗れ、平成11年の市会議員選挙でも敗れました。
 翌12年の衆議院選挙直前に、加藤先生の選挙を再び手伝いました。しかし、加藤先生はこれも落選。そのとき、君は市議より県議のほうがいいのではないかと忠告されました。
 それで私は、平成15年の統一地方選挙の神奈川県議選で民主党から立候補し、初めて当選しました。
 
──まさに激動の時代を生きられたわけですね。それで、平成19年に2回目の当選を果たされた訳ですね。

失われた日本人の心をとりもどす教育

──先生の政策についてのお考えをお聞きできますか
竹内 今、いちばん我々政治家、日本人に問われているのは国家観だと思います。国家というものが、あまりにも日本のなかに欠如しているのではないでしょうか。日本はこれからどうすれば良いのか。
 一つは、日本の良き伝統・文化・歴史といった、日本の「心」です。これらを面々とお伝え戴いているのはご皇室です。また日本という国を生い立ちから考えると、日本人は他人を大切にする価値観を持った民族だと思います。
 戦後、日本の国柄を壊してしまおうとする政策がありました。私は、日本の良き伝統・文化・歴史を次の時代に伝えていかなければならないと思っています。
 私は神奈川県議会でも、平成18年2月の定例会で、教育問題を取り上げています。

──先生の政治テーマは教育ですか
竹内 教育、環境、農林水産業の3本柱です。
 
──なるほど
竹内 高校は世界史が必修で、日本史・地理は選択でした。私は日本史も必修に加えるべきだと訴えました。神奈川県の松沢知事はそれを受け、日本史を必修にしたいという答弁をしてくれたのです。
 同年8月には、首都圏教育長協議会で神奈川県の教育長が文科省への働きかけを提案。同年10月、国会でも民主党の野田佳彦先生が神奈川県の例を引いて質問したのに対して、、伊吹文明文科大臣が日本史必修を中教審にかけるという答弁をしていたと思います。
 2年後に、神奈川県は日本史必修を表明。その後、他の県や横浜市も同調しています。
 我々は、いわゆる自虐史観の歴史を教わり続けましたが、日本の国はどういう歴史をもった国かをきちんと教えるべきでしょう
 

──中国、台湾にも行かれたそうですが。
竹内 神奈川県議会議員として何度か中国に行かせてもらいましたが、「南京大虐殺紀念館」には30万人虐殺という数字が書かれ、合成とも言われる写真が展示され、主旨に賛同する日本の政治家の写真も飾ってありました。
 国策の愛国主義教育の象徴である「南京大虐殺紀念館」には、中国の子供たちを乗せたバスが何台も何台もやってきます。
 一方で、台湾の李登輝総統とお話しする機会があり、伺ってみますと、日本による統治時代の50年は決してマイナス面ばかりではなく、教育・農業に・治水などのあらゆる面で台湾は恩恵を受けたとおっしゃっています。
 いったいどちらが本当の日本人なのか。
 
──先生はどうお考えですか。
竹内 中国、韓国、北朝鮮が日本の歴史等を否定する国家戦略には非常に疑問を持ちます。
 いろいろと見聞きしたなかで、日本人は他人のために尽くす民族だと思います。戦争は決してあってはならないことですが、戦時中も自分の命を犠牲にして家族、社会、国を守るという価値観がありました。そういう日本人の心が失われているということを、つくづく残念に感じているところです。
 
──やはり、今の教育の在り方に問題があるのでしょうか。
竹内 人間として生まれてきて、何を為すべきか。戦前の教育勅語で言われていた徳育は大事です。
 くり返しになりますが、自分のことだけでなく、人様のこと、社会のこと、国のことも大切にするのが日本の文化、伝統であり歴史だったと思います。
 
──今後も教育に力を入れていかれますか
竹内 政治・経済は二の次。国家百年の大計と言われる教育があってこそ、人があってこその政治・経済です。そこは本末転倒にしてはいけません。

国益を見据えていれば政策はぶれない

──3本柱の一つ、環境問題については。
竹内 人間は自分たちだけで生きていけるものではありません。食べ物として「生きもの」をいただいたり、光や水や空気などいろいろな自然の恵みを受けているのに、あまりにも自分たち人間の都合ばかりで自然を冒涜してしまったのではないか、それがこういう結果になっているのではないでしょうか。


──食料自給率については。
竹内 日本の自給率がなぜ下がったかと言えば、農業では生活できないからでしょう。日本の農政はまちがっています。作物をつくらないことによってお金が入るという減反政策で、農業はダメになってしまいました。
 北海道のある町では3億円、4億円の収入があり、なんとか採算がとれてやっていけます。10ぐらいの農家が一緒になって300haもの土地で作物をつくっているからです。東北でも少しずつ広域化してきて、なかには株式組織にするとか、植物工場の方式にするところも出てきています。
 しかし、戸別所得補償制度などが出てくると、せっかく広域化して生産性を高めていても、又、農地が虫食い状態になってしまう可能性もあります。
 
──農業政策は一貫性が必要です。
竹内 その通りです。政権が交代して変えていかなければならないものもありますが、農業政策は一貫性がなければなりません。食料はまさに安全保障の問題です。
 
──では、沖縄の基地問題についてはどうお考えですか。
竹内 今までの自民党政権で国益という視点からの議論がなかったのではないかと思います。今回の騒動も単に基地移転の話ではなく、防衛、外交、経済を含めた日本の国益はどこにあるのかという問題です。国益に基づいて移転先を決めるべきであり、国家戦略が必要です。
 国益と世界協調のバランスをまず問うべきではないでしょうか。
 政治家はもっと議論する必要があります。日本の国柄をきちんと理解するところから国益を考えなければならないと思います。我々政治家がもっと勉強しなければなりません。結局、教育の在り方に戻るのかもしれません。
 
──最後に、外国人の地方参政権問題についてお伺いします。
竹内 私は自分のホームページで述べていますが、これは国の存在すら危うくなるものです。
 一つは在日韓国人の特別永住者の問題ですが、もう一つは中国人の問題で、毎年、1万人ぐらいの方が新たに永住権を取得しており、例えば政府が大量に外国人労働者が必要という政策を取ったときは、対馬問題、辺野古問題などに大きな影響を与えます。地方政治はただ町づくりをするだけということだけではなく、国家の安全保障、領土問題に直結してきます。拙速はいけません。
 
──神奈川県は賛成の方向ですね。
竹内 しかし、松沢知事から「拙速はいけない」という答弁を引き出したのは、民主党の代表質問です。
 私は民主党が外国人の地方参政権を推進していると思ってはいません。
 
──先生のお考えにはやはり国益が中心にありますね。
竹内 皆さんには国家という概念をもう一度考えてほしい。少なからず国会議員たるものはしっかり見据えて行動すべきだと思います。
 今こそ、日本人の誇りを持って世界に対して為すべきことを為し、国の将来を見据えた政治をしていかなければいけないと思います。
 
──本日はありがとうございました。

聞き手: SSA代表 久保田陽次

『セキュリティ研究 2010年・3月号より』

 

 
記事補足:掲載内容は、事実に基づき一部掲載内容を訂正してあります。
セキュリティ研究 http://www.ssa-online.org/journal/
『セキュリティ研究 2010年3月号』オリジナルPDFデータ(262kbyte)

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